
Disk1
管楽合奏の至宝
名匠、フレデリック・フェネルが1954年から1955年にかけてイーストマン・ウィンドアンサンブルと録音した吹奏楽のための作品集である。
この中でもホルスト、ヴォーン・ウィリアムズによる作品は、自著「バンド・ベーシック・レパートリー」によって詳しい演奏解説がされ、この演奏はその実践とされてLP時代から長い間親しまれてきた。
フェネルは70年代後半から80年代中頃までのデジタル録音黎明期にこのアルバムに収録した作品のほとんどを再録音しているが、アナログのモノラル録音にも関わらず音的にも十分以上に満足がいくものである。(余談だが、このアルバムはLP時代から初期のCDまでは疑似ステレオ音響で制作されていて、その際に録音日時が誤記されていたらしい。)吹奏楽ファンにとっては好々爺のイメージが強いフェネルだが、若き日のエネルギッシュな名演は必聴である。この「直輸入盤」には、フェネルとも親交が厚い音楽プロデューサー磯田健一郎氏の詳しい解説も付いている分、洋盤よりお得である。
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