ベートーヴェン:交響曲全集 クラシック通販

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ベートーヴェン:交響曲全集

ベートーヴェン:交響曲全集

Disk1

  1. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21 第1楽章:Allegromolto-Allegro con brio
  2. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21 第2楽章:Andante cantabile con moto
  3. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21 第3楽章:Menuetto(Allegro molto e vivace)
  4. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21 第4楽章:Adagio-Allegro molto e vivace
  5. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55≪英雄≫ 第1楽章:Allegro con brio
  6. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55≪英雄≫ 第2楽章:Marcia funebre(Adagio assai)
  7. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55≪英雄≫ 第3楽章:Scherzo(Allergo vivace)
  8. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55≪英雄≫ 第4楽章:Finale(Allegro molto)

Disk2

  1. 交響曲 第2番 ニ長調 作品36 第1楽章:Adagio molto-Allegro con brio
  2. 交響曲 第2番 ニ長調 作品36 第2楽章:Larghetto
  3. 交響曲 第2番 ニ長調 作品36 第3楽章:Scherzo(Allegro)
  4. 交響曲 第2番 ニ長調 作品36 第4楽章:Allegro molto
  5. 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 第1楽章:Adagio-Allegro vivace
  6. 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 第2楽章:Adagio
  7. 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 第3楽章:Allegro vivace
  8. 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 第4楽章:Allegro ma non troppo
  9. 序曲≪コリオラン≫ 作品62

Disk3

  1. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67≪運命≫ 第1楽章:Allegro con brio
  2. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67≪運命≫ 第2楽章:Andante con moto
  3. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67≪運命≫ 第3楽章:Allegro
  4. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67≪運命≫ 第4楽章:Allegro
  5. 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68≪田園≫ 第1楽章:田舎に到着したときの朗らかな感情のめざめ
  6. 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68≪田園≫ 第2楽章:小川のほとりの情景
  7. 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68≪田園≫ 第3楽章:農夫たちの楽しい集い
  8. 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68≪田園≫ 第4楽章:雷雨-嵐
  9. 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68≪田園≫ 第5楽章:牧人の歌、嵐のあとの喜ばしい感謝の感情
  10. 歌劇≪フィデリオ≫ 作品72 序曲

Disk4

  1. 交響曲 第7番 イ長調 作品92 第1楽章:Poco sostenuto-Vivace
  2. 交響曲 第7番 イ長調 作品92 第2楽章:Allegretto
  3. 交響曲 第7番 イ長調 作品92 第3楽章:Presto
  4. 交響曲 第7番 イ長調 作品92 第4楽章:Allegro con brio
  5. 交響曲 第8番 ヘ長調 作品93 第1楽章:Allegro vivace e con brio
  6. 交響曲 第8番 ヘ長調 作品93 第2楽章:Allegretto scherzando
  7. 交響曲 第8番 ヘ長調 作品93 第3楽章:Tempo di Menuetto
  8. 交響曲 第8番 ヘ長調 作品93 第4楽章:Allegro vivace
  9. ≪レオノーレ≫序曲 第3番 作品72a

Disk5

  1. ≪エグモント≫ 作品84 序曲
  2. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125≪合唱≫ 第1楽章:Allegro ma non troppo,un poco maestoso
  3. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125≪合唱≫ 第2楽章:Molto vivace
  4. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125≪合唱≫ 第3楽章:Adagio molto e cantabile
  5. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125≪合唱≫ 第4楽章:Presto-Allegro assai
  6. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125≪合唱≫ 第4楽章:「おお友よ、このような音ではない」

アマゾンカスタマーレビュー

偉大な帝王の良質な遺産

 今の自由競争の世の中では、商売上の売上げ等の表面的な数字が全てで、直接的に社の業績に貢献できない部門は淘汰されてしまう、そんな時代になった。
 例えば、日立製作所の女子バレーボール部は、毎年のようにリーグ優勝を果たし、オリンピック出場選手も多数輩出し、競技としての実績は全く申し分のないものがあったが、バブルがはじけ、社としての業績が不振になると、ついには廃部に追い込まれてしまうという運命をたどった。この方針決定に対しては、いくら、その競技での輝かしい実績や、オリンピックという舞台の素晴らしさ等を主張したとしても通用しない。企業にとって重要なのは、それで、直接的にいくら儲かるの?それだけだからだ。
 音楽に比較的近い他の例では、アンプのサンスイ、スピーカのダイヤトーンといった、常に質の高いトップレベルのコンポーネントを製造していたメーカも、次々に第一線から撤退することになってしまった。言うまでもなく、業績の不振が主因である。サンスイやダイヤトーンがどんなに素晴らしい音質のコンポーネントを世の中に提供しているかを主張しても、そういった精神性は企業には通用しないのだ。
 このような利益至上主義の世の中の動向からして、クラシック音楽を取り巻く情勢については、非常に危機的な状況にあると言わざるをえない。例えば、クラシック系ディスクを新規に発売したとしても、売上げ枚数は、ポップス系ディスクの足もとにも及ばない状況。売上げベスト10にクラシックのディスクが食い込んでくることは、まずない。どんな歴史的名演と言えるような高度な芸術性を有するディスクを発売したとしても、今や、「羞恥心」の何十分の一、何百分の一しか売れない、そういった現実なのだ。
 このことを客観的にとらえると、売上げが命の企業にとって、もはや、クラシック音楽は効率の悪いお荷物以外の何ものでもないということにもなる。今後、一切、クラシックのCDは発売しない、と全メーカに宣言されたとして、企業側は一切痛まない、どころか、非効率採算部門の整理が出来て清清される、その程度のことかもしれないのだ。相次ぐ「派遣切り」ではないけれども、社会というものは、切るときにはスパッと、驚くほどに決断が潔い。また、まず、何を切るのが適切か?を考えた場合に、音楽というのは、結構、候補に挙がりやすい。クラシック音楽を心から愛してやまないファンの一人として、非常に危機感を抱いている。
 話はカラヤンへと移行するが、バブル時代に、同じベートーヴェンの交響曲全集を何度も何度も録音するカラヤンの姿勢に対し、解釈がさほど変わるわけでもないのに何の意味が?商売主義では?といった類の皮肉を言う人がいた。これは、世の中が右肩上がりで、何もかもが将来を約束されているかのような妄想に包まれた時代であったからこそ許された発言である。今のように、名門のオーケストラがことごとく経営難に陥り、音楽に携わる人間の生活そのものの土台が脅かされる時代になってしまった以上、そんなことを言っている余裕はない。生き残りをかけた競争に打ち勝つべく、皆で協力し合っていかなければならない状況にある。
 カラヤンは、自らが大スターとなり、少しでも新しい技術で録音された質の高いソースを世の中に提供し続けることによって、そのすばらしさを多くの人に伝え、クラシック音楽の世界的普及に大きく貢献した。また、カラヤンの功績により、一般家庭でもクラシック音楽が身近なものとなり、ファン層が飛躍的に拡がった。このファン層が、コンサートのチケットを買ってくれる人、ディスクを買ってくれる人に発展してくわけであるから、関連業界が商売優先の時代にも生き残っていくために必要な基盤を築いてくれたということにもなる。
 20世紀の最も偉大な指揮者であるカラヤンは、ベルリンフィルの主席奏者たちのような名技集団に対し常に先生としての威厳を保ち続けたと同時に、商売至上主義の世の中で生き残っていくために必要となる活動の手本も後世に示してくれていたのである。
 前置きがとても長くなってしまったが、80年代にデジタル録音されたこの全集は、帝王カラヤンの威厳が凝縮されたすばらしい名盤と思われる。内容的にはどれもすばらしいが、特にということでは、第3の第1楽章、第7の第4楽章の2つをあげたい。
 カラヤンの英雄については、昔、FMで放送されたフィルハーモニーホールでの生演奏をカセットテープに録音して繰り返し聴いていた時期があった。さすがに帝王カラヤンの演奏ということで、第1楽章の最後のトランペットをはじめとして、全編にわたって、この上なく格好良く決まっていた。また、演奏が終わると会場からは割れんばかりの拍手と歓声があがり、一体、何分続くのだろうか?と思うくらいに拍手と歓声が鳴り止まなかったのを記憶している。現代日本でのような、アンコール見たさからくる無理矢理の拍手とは全く異質の、本当に心からのお客の熱狂ぶりであった。当ディスクでも、演奏上の基本的なすばらしさはほぼ同一で、ライブとは違って細かな乱れも少なく、完成度の高い仕上がりとなっている。
 第7の第4楽章も白眉である。通常、この第4楽章は、精神的な盛り上がりのわりに、実態として出てくる音がすっきりとして薄っぺらくなりがちである。奏者が強奏しているつもりでも、案外パワーメータが上がらない、そんなイメージである。ところが、カラヤン盤は全く違う。ベルリンフィルの強靭な弦の威力が見事に発揮され、薄っぺらくならないどころのレベルでなく、強烈な破壊力となって、眼前にせり出してくる。これだけの音はカラヤン盤以外では期待できない。
 オーディオ的には、デジタル初期の録音の場合、収録時にサンプリング周波数が決まってしまうため、後の世に出現した上位フォーマットのSACD化等は基本的には不能である。よって、当企画のようなSHM−CD化といった手法が、音質改善法としては最も有効な手段となる。
 録音面で、21世紀のディスクのレベルと比較しても、さほど大きな不満のないレベルまで仕上がっているのは、亡くなる直前まで、新録を繰り返し続けてくれた師の活動の成果である。偉大な帝王が、良質な遺産を残してくれたことに、とにかく感謝したい。

とにかく安くなった

かつては、これが定番と思われるカラヤン・BPOによる唯一のデジタル録音によるベートーベン交響曲全集。
こんなに安くなって、本当にクラシックファンにはいい時代になったと思う。

ベートーベン、、、、、いっぱいあるけど、とりあえずどれ買ったらいいの?と言われたら、これが一番無難だと思う。

ここから始めて、バーンスタインやクライバー、古楽器等々、めくるめくクラシック音楽の世界へぜひどうぞお越し下さい。

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