
Disk1
壮大なアルプス交響曲
カラヤンとベルリン・フィルハーモニーによるR.シュトラウスのアルプス交響曲。
これはR.シュトラウスがアルプスの山に登ったときの情景を描写した曲ですが、とても壮大で今にもその
風景が目に浮かんでくるような感じがします。
今から約10年前のカラヤン生誕90周年を記念して発売されたCDですが、音質はとても良いです。やはりOIBP(ORIGINAL IMAGE BIT PROCESSING)を使用しているからでしょうね。
アルプス交響曲はカラヤンが数多くあるR.シュトラウスの管弦楽曲の中で一度だけしかレコーディングしなかったのは何か意味がありそうな感じしますね。
自然を愛したカラヤンならではの演奏
カラヤンがデジタル録音初期の時代にドイツグラモフォンの依頼で録音した屈指の名演が、
OIBPリマスターして蘇った。
この曲が注目をあびたのがケンペなら、この曲をスターダムにのし上げたのがこの演奏。
カラヤンは、この曲の超弱音を再現しうる録音技術と徹底したアンサンブルを鍛える時間、
非常に大がかりな演奏人員に多大なお金がかかる事をDG側に要求した。
スコア通りとはいえ実際その数たるやホルン表裏併せて20は圧巻。
自然を愛し、生涯アニフから離れる事がなかったカラヤンが
こうしたオーケストラを使い、アルプスを壮大にまた非常に丁寧に情景描写するその演奏は
何故に得意とするシュトラウスの音楽を晩年までしなかったのかも納得させられる。
晩年のカラヤンの到達点
晩年のカラヤンのR・シュトラウスものはどれもこれも名盤の誉れ高いと思われるが、本盤も期待を裏切らない。
やまかげから朝日がさして一日が始まり、山登りが始まり、、、、、、、と、まるで物語でも読んでいるかのような自然な流れで曲が進んでいく。
そして、消え入る夕日のような終曲。
個人的には、いまだにこの曲のベストだと思う。
山の人、カラヤン
カラヤンはこの大管弦楽作品を自在に操りをリヒャルト・シュトラウスの傑作表題音楽を、山を愛したカラヤンの心を通して聴くことができます。ザルツブルク、サン・モリッツなど、アルプス山脈の周辺に住み、山を愛したカラヤンだからこそ、山のもつさまざまな表情を聴く者へとてもわかりやすく伝えます。
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