
弟がかわいい
ガープの世界のガープの次男とこの作品の次男はボクの好みだ。
男に興味は無いがこの子ならイタズラしたくなるかもしれないと思うくらいボクにはかわいい。
作品についていえば異常な父の手から弟をどうやって救い出すかと悩む兄貴の話。
ハラハラドキドキのサスペンスや謎解きはありません。
神の啓示を受けたと信じて悪魔(普通の人)を次々殺す父と二人の息子(兄弟)のドラマ。
ラストにどんでん返しがありますが多くの人は気づいていたと思います。
また神の行いは見つからないとか件があったと思うがそれを裏付けるように犯人が警察の監視ビデオに写っていないなど単なる妄想オチではないのだという主張もみえます。
真相は実は…(解釈)
【完全ネタバレでいきます】(感想は他の方が書いてるので:笑)
「兄と見せ掛けて実は弟だった」と(自称)弟のアダムは言います。
しかし、私はここで「ちょっと待てよ?」と違和感を感じました。
もっとも、いくらでも解釈出来るので「真相」なんてものは存在しないのかもしれませんが(笑)。
「実は本当にお兄さんでしょう?」
【以下考察】
・まず弟は神を見ていません。
・また、兄の考えがやたらリアルです。
・父親は兄の方をかなり溺愛してました(弟が参加したのは最後の方でそれまでは待機)。
「実は兄も見えていたんでは?(でも信じなかった)」
保安という職業についてるのも何処か「暗喩」というか「皮肉」というか…。
ただし、証言が「何処までが本当なのか?」という裏づけたる「証拠」がないので
(だってそもそもタイトルが「妄執」だもん:笑)、結局は何の確証にもなりません。
弟(もしくは兄)が殺しをしていたのも妄執なのか、おびき寄せる為なのか…。
まさに「妄執」です。
低予算ホラーの傑作です!お勧め!!
俳優・ビル・パクストンの初監督作品。
主演は胸板で有名な(笑)マシュー・マコノヒー。
コメンタリー見ると分かりますが、出演者のほとんどが監督の友達関係という、ホラーながら微笑ましい感じ。
でも監督が俳優さんなので、最高の役者揃えてます。
子役(特に兄)の演技上手さにはビックリです。
子役・弟はピーターパンの子です(映画初出演がホラーですか…)
低予算、短期間撮影ながら、素晴らしい脚本と拘りぬいた演出で傑作に仕上がっています。
回想シーンで、神の意思として殺人をする父親役をビル・パクストン本人が演じているんですが、どこまでも正常な眼で人を切り刻むのが、本当に恐ろしい。
彼にとってはそれは正義であり、子供たちへの愛も変わらず、信仰心も変わらない。
だから眼も態度も、昔の誠実な父親のままなんです。
彼の誠実そうな容姿が、よく効いています。
多少突込み所はあったものの、良く練られた事がわかる脚本であり、低予算ながら場面一つ一つに拘った映画への愛が良くわかり素晴らしいと思いました。
サイコスリラーやホラーやサスペンスは好きな方には絶対お勧めです。
グロイ場面は出て来ないので、苦手な人でも大丈夫。
非常に良く練りこまれた傑作
登場する俳優達の演技が素晴らしく、
淡々と進むストーリーながらグッと引き込まれてしまいます。
幸せだった家庭があっけなく、それも理不尽に思える理由で
崩壊してしまうのがたまらなく悲しく、その後の父親の行動との
対比が非常に効いてます。
グロい描写を一切なくし、見る物の想像を刺激する手法が
心理的にジワジワくるこの映画にはハマってますね。
ラストも驚きがあって、しかも伏線もバッチリ張っていて
抜かりがありません。
ミスディレクションも巧みで、見終わった後に監督のコメンタリーを聞くと、
「やられたなぁ」と思わされます。
ヒッチコック作品へのオマージュも散りばめられているそうで、
詳しい方ならさらに面白いと思います。
淡々としてるけど、なかなか面白かった。
母親はいないけど、父親と弟と自分の三人家族で平和な日々がすぎていった。それがある夜を境にいっぺんしてしまう。父親が神から啓示をうけ、悪魔を裁く任務をうけたからである。父親は人を連れ帰り、殺すようになる。だが父はそれを人ではなく、悪魔をDestroyしているという。人ではないのだ、だからそれは決してMurder(殺人)ではないと。。。弟は悪魔なのが見えたといい、父親側だ。果たして本当にそれは悪魔だったのか。。。?それが気になって最後までみちゃいますね。なかなかよくできてるけど、冷静に考えるとちょっと変。